久留米市街の西寄り、筑後川の傍に位置する臨済宗妙心寺派の古刹で、山号は江南山、本尊は如意輪観音です。
久留米藩主有馬氏の菩提寺であり、本堂正面には浮彫りの扉を持つ唐門があります。
隣接する外苑では、市民らが寄進した約30種500本の梅と、多数の久留米ツツジなどが植えられています。
「梅林寺」という名前は、梅林があるので付いた名前ではなく、
有馬則頼の戒名「梅林院殿」にちなんで梅林寺と改称したもので、
外苑の梅の木は、後の昭和33年に外苑を公園として開放した際に当時市中の民家の庭先からの献木を受けたものだそうです。
観梅の時期には筑後川河川敷を臨時駐車場としており、約200台の駐車が可能です。
梅林寺外苑には、喫茶「ティーハウス梅苑」があり、
ぜんざい、甘酒、お抹茶、コーヒー、ココア、ケーキセットなどが頂けます。
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