日輪寺の桜   (2012.04.01.撮影)

 ▲ 駐車場から眼鏡橋を見る
日輪寺 は 熊本県山鹿市にある つつじと桜の名所 です。 940年(平安時代)に国司藤原隆房が天台宗の寺として開山した寺で、 1316年(鎌倉時代)に菊池氏の手によって曹洞宗の寺として再興された名刹です。

寺内には数々の史跡がありますが、 このお寺の中でひときわ目を引くのが、桜やつつじの咲く裏山にある大きな仏像「おびんずるさま」です。

 ▲ 山門の桜

 ▲ 山門をくぐったところ


 ▲ 奥におびんずる様の頭が見える
日輪寺の裏山は小高い丘になっているので、多少遠い所からも、おびんずるさまの頭を見ることが出来ます。
おびんずるさま(びんずる尊者)は別名「撫で仏様」といい、十六羅漢様のなかの一仏です。 日輪寺では撫で仏様を世界に類のない半臥(上を向いて寝た姿)の姿で建立し、 その胸の中に御本尊様と、その前に分身の撫で仏様を寝姿で安置しています。
つまり裏山のつつじ園の中に大きなおびんずる様が斜めに傾いた形で建って(寝て)いて、 その胴体の中に入って小さな撫で仏様を撫でて参拝するのです。
しかし、おびんずるさまの横顔を見る、頭部を上から見下ろすといった事は裏山のつつじ園から出来ますが、 御姿をすべて見るには、別途拝観料が必要です。

 ▲ 平山温泉近くから見た日輪寺の桜とおびんずる様の頭

 ▲ 桜とおびんずる様

 ▲ 裏山の真ん中辺りからの眺め




 ▲ 日輪寺の裏山、頂上からの眺め

 ▲ 日輪寺の裏山、頂上からの眺め
 日輪寺 
場所熊本県山鹿市杉1607
TEL0968-43-5802
営業時間
入園料無料
駐車場有料。300円
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