日輪寺の裏山は小高い丘になっているので、多少遠い所からも、おびんずるさまの頭を見ることが出来ます。
おびんずるさま(びんずる尊者)は別名「撫で仏様」といい、十六羅漢様のなかの一仏です。
日輪寺では撫で仏様を世界に類のない半臥(上を向いて寝た姿)の姿で建立し、
その胸の中に御本尊様と、その前に分身の撫で仏様を寝姿で安置しています。
つまり裏山のつつじ園の中に大きなおびんずる様が斜めに傾いた形で建って(寝て)いて、
その胴体の中に入って小さな撫で仏様を撫でて参拝するのです。
しかし、おびんずるさまの横顔を見る、頭部を上から見下ろすといった事は裏山のつつじ園から出来ますが、
御姿をすべて見るには、別途拝観料が必要です。
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 ▲ 平山温泉近くから見た日輪寺の桜とおびんずる様の頭
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 ▲ 桜とおびんずる様
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