耳納連山の麓、久留米市山本町に位置する「龍護山千光寺(曹洞宗)」は、栄西(千光国師)が開いた寺院で、
別名「あじさい寺」として親しまれています。
創建は治承4年(1180年)で栄西が自彫りの薬師如来・釈迦三尊像を山中に安置し、白銀山千光院を建立したのに由来します。
始めは天台派でしたが、栄西が再度の渡宗のあと始めて臨済宗を開き、
建久3年(1192年)に、地元の豪族・草野永平の保護を受け、七堂伽藍・塔中七ヶ寺を建立し、「千光院」を「千光寺」に改めました。
毎年6月頃の紫陽花の時期には、約5000株の紫陽花が咲き誇り、多くの人々が訪れます。
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