宝福寺山つつじ公園   (2013.05.03.撮影)
豊前市にある『宝福寺山つつじ公園』は、約7000uの園内に約3000本のつつじが咲く、 豊前市随一のつつじの名所で、 毎年開花時期には「宝福寺山つつじ祭り」が行われます。 つつじの種類は4種類、『よどがわ、きりしま、くるめ、けらま』が咲きます。 また、期間中はぼんぼりが灯され、夜も楽しめます。
このつつじ公園はボランティアで維持されており、 訪れたときも早朝でしたが、ボランティアの方々がつつじ祭りの為に清掃活動をされていました。 その様な地元の有志によって守られたつつじですので、ぜひマナーを守って鑑賞して頂きたいです。 小さな丘の様な公園で、駐車場も15台程度と少ないので、 早朝に訪れるなり、時間をずらすなりして、心の余裕を持って訪れたいものです。

 ▲ 宝福寺と菅原神社
宝福寺の開基は、「宝福寺由来記」によれば、国家鎮護祈願道場である「寶福寺(ほうふくじ)」に由来するが、 応仁の乱(1399年)で焼失し、本尊の薬師如来だけが残された。 延宝8年(1680年)、雲雪和尚(宇佐郡出身)がこの薬師如来を祀りたいと村人に申し出て一堂を建立し、 元禄4年(1691年)までの12年間住職として法灯を守ったが、その維持には苦心したらしく、 跡を継いだ梅州和尚によって、元禄5年(1692年)小笠原藩の菩提寺である 広寿山福聚寺(ふくじゅじ)第二世法雲和尚をお招きし、再興の開祖としたと言われる。
で、福聚寺の末寺の開祖や再興に尽力したとされ、宝福寺の再興もそうした渦中の中でなされたと考えられる。 社伝によれば、菅原神社は寛文12年(1674年)郡中の雨請祈願所として、太宰府天満宮より勧請され当地に 小祀(しょうし)が建てられことに始まる。 その後、小笠原忠真の側室である大壇越永貞院(だいだんおつえいていいん)の寄進により、天和元年(1681年) 社殿が建立され、菅公を祀る神社として整えられた。
昭和4年(1929年)より菅原神社の境内を中心にツツジが植えられ、現在3000本にも及んでおり ツツジの名所として遠近より多くの人が訪れている。 [現地案内板より転記]

 ▲ ここの狛犬はなかなか面白い

 ▲ 宝福寺本堂(?)

 ▲ ここから「極楽谷」と名付けられている

 ▲ 極楽谷

 ▲ 稲荷神社

 ▲ 慰霊塔
 宝福寺山つつじ公園 
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備考神社境内の公園なので、終日鑑賞可能。つつじ祭り開催中は夜間ボンボリの点灯あり。
場所福岡県豊前市八屋745
TEL
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